千年の記憶が
息づく里
平家の落人が身を寄せたと伝わるこの地には、
千年にわたり人々の暮らしが続いてきました。
その時の流れの中で、
築三百年の茅葺き古民家「OMOYA総領」は、
今も静かに息づいています。
積み上げられた石が家を支え、
風とともに季節がめぐり、
人々の手と祈りがこの場所を守り続けてきました。苔むした石垣や木々のざわめきが、
過ぎゆく時間のやさしさをそっと伝えています。