
OMOYA総領の周辺には、食べられる野草がたくさんあります。
せり、なずな、わさび、日本ルッコラなど。
ただし、きのこと同じで、野草の中には毒性を持つものもあります。
正しく見分ける知識がないと、安心して食卓にのせることはできません。
そこで先日、庄原市在住の植物学者・樹木医・樹医の
伊藤之敏先生をお招きし、
OMOYAクラブ・メンバーの皆さんに「森林の響き会」の方々も加わり、
「春の七草雑炊を食べる会」を開催しました。
もともと、七草を食べる風習は旧正月のもの。
現在の暦では野草がまだ育たないため、
一般に売られている七草はほとんどがハウス栽培です。
ならば、野にある本物の七草を食べよう。
伊藤先生の発案で、旧正月に近い2月下旬に実施しました。
当日は、伊藤先生が執筆された
『食べられる野草』を教科書に、
先生のご家族が採集してくださった七草を実際に見ながら、
午後からの参加者も含め、13名が見分け方を学びました。
印象的だったのは「ほとけのざ」。
Googleレンズでは、
シソ科の「ホトケノザ」が出てきますが、
七草の「ほとけのざ」は
キク科のコオニタビラコの別名です。
名前だけで検索すると、
こうした違いにはなかなか気づけません。
やはり、実物を見ながら教わることの大切さを実感しました。
さらに伊藤先生から、
・七草のゆで方
・雑炊にする際の米の洗い方まで教えていただき、
最後はみんなで七草雑炊をいただきました。
美味しいし、身体の中がすっきりしました。
OMOYA総領のまわりには、
こうした自然の恵みがまだ普通に残っています。
季節の野草を知り、
野にある食べものをいただく時間。
そんな体験も、
この場所ならではの楽しみです。
*伊藤先生のご著書『食べられる野草』を、OMOYA総領にご寄贈いただきました。
ご滞在の際には、ぜひ手に取ってご覧ください。